Emacsでは、コントロールやAltキーを押しながら一文字打って、更にもう一文字打つとコマンドが実行される、という操作が基本です。
このキー操作の組み合わせ、慣れれば手が覚えて、自然に操作できるようになるものです。しかしながら、覚えるまでは大変です。特に初心者にとってはいちいち調べるのもやっかいです。
which-keyパッケージはこの負担を幾分、軽減してくれます。例えば、ファイルを保存するコマンドはC-x C-sです。ですがこれを忘れて、「ファイルを保存するときはC-xを打ってから、何を打つんだっけ?」といったとき、このパッケージが有効です。
C-xを打って入力をやめると、画面にその先に打つ文字とそれに対応したコマンドのリストを表示してくれます。
とても便利!・・・と言いたいところですが、結局はメニューに出てくるコマンドの数そのものが多いので、一覧の中から目的のものを見つけるのも一苦労であったりします。もちろん、選択肢が少ない場合は大助かりです。
なかなかEmacsのキー操作が覚えられないよ、という場合は試してみてください。
(leaf which-key :doc "Display available keybindings in popup" :req "emacs-24.4" :tag "emacs>=24.4" :url "https://github.com/justbur/emacs-which-key" :added "2021-10-20" :emacs>= 24.4 :straight t :config (which-key-mode))